『企業家研究』特集
企業家と意思決定
(最終更新日:2018年11月7日)


『企業家研究』では,昨年,一昨年に引き続き,3回目の特集を組むことといたしました。通常の論文の募集に加えて,特集の論文の募集を行います。
特集の趣旨,編集者,日程,審査プロセスは以下の通りです。会員の皆様の積極的な投稿をお待ちしております。
 2018年11月2日
企業家研究編集委員会
1.特集の趣旨
 経営学や経営史において,企業家個人の役割はきわめて重要だと認識され,とくに凡人を超える決断や行動は解明すべき不思議なものとして多くの人々の関心を集めてきました。
 企業家のある重要な意思決定が,その後の企業経営を大きく変え,ひいては経済全体に影響を及ぼしたとするならば,その意思決定がどういった構想をもってなされたのかを理解することは,経営現象を解明する際に大きな示唆を与えることになります。企業家史は企業家に注目し,その意思決定がどのようにして考案されたのか,またどの経営行動がいかなる社会的なメカニズムで企業に発展をもたらしたのかを明らかにしようとしてきました。
 その一方で企業家がフリーハンドで何でもできるわけではなく,使用できる経営資源の制約があり,また行動を妨げるライバルも存在し,その発想も時代の拘束を受けています。
 そうした中である企業家の決断・意思決定が行われた理由を読み解き,またそれが具体的な行動として企業や産業の発展に影響を与えるメカニズムが明らか
にできれば、そこには大きな貢献があるでしょう。本特集では,歴史研究か理論研究かを問わず,このような視点から,企業家の重要な意思決定に迫る研究を募集します。

●決断・意思決定に注目した企業家研究
 特定の企業家個人の歴史研究
 企業家の意思決定が経営に成功をもたらしたメカニズムの解明

●想定されるテーマ
 ・ビジネスモデルの創出・構築
 ・経営リスクの判断とその対処(事故、不祥事)
 ・投資や損切りの決断
 ・ソーシャル・アントルプレナーシップ
 ・リーダーシップと経営判断
 ・国際展開
 ・V字回復
 ・その他、決断・意思決定に関する研究
 
 ※研究方法は,歴史的資料の収集,分析,学説史的研究,定量的研究,定性的研究など,どのような方法でも構いません。
 
 2.特集にかかる編集担当者
 特集担当エディター 島本 実(企業家研究 副編集長)
 3.日程
 論文投稿締切 : 2019年9月30日(月)

 特集掲載誌 : 『企業家研究』第17号(2020年7月発行予定)
 4.審査プロセス
 通常の『企業家研究』の投稿規定に沿って審査を行います。投稿論文の表紙に,特集への応募論文である旨を明記してください。
 なお投稿論文が特集担当エディターおよび編集委員によって特集テーマにあてはまらないと判断された場合は,著者に通知したうえで,特集ではなく通常の投稿として審査を行います。