『企業家研究フォーラム』2017年度年次大会

2017年7月15日(土)・16日(日)

大阪大学中之島センター
 プログラムダウンロード(PDF形式:閲覧にはAcrobat Readerが必要です


2017年7月15日(土)
 13:00~ 受付開始 (3階)
 13:30~16:20 自由論題報告
 16:30~17:30 総会 (3階 301)
 17:30~19:30 懇親会 (9階交流サロン)
2017年7月16日(日)
 9:10~ 受付開始 (3階)
 9:40~12:05 自由論題報告
 13:15~16:45 共通論題「マイノリティとしての企業家・再論 ―ヨーロッパの経験を中心に―」

2017年7月15日(土)
自由論題報告
 第1会場(3階 301)
(司会) 専修大学 鹿住 倫世
 13:30~14:00 「研究開発型中小企業の成長に及ぼす時代のコンテクストの影響」
  高知工科大学 石谷 康人
 14:05~14:50 「カシオG-SHOCK開発エンジニアの創発プロセス-デザイン思考と創発」
   近畿大学 廣田 章光
    
 15:00~15:30 「地方自治体による創業支援策導入の要因」
  一橋大学 岡室 博之
 15:35~16:05 (この会場での自由論題の発表はありません)
 
 第2会場(4階 404)
(司会) 東京大学 中村 尚史
 13:30~14:00 「近現代備後地域機械工業集積の形成・発展に関する構造的分析」
  福山大学 張 楓
 14:05~14:50 「1910~30年代日本における電気機械製造工場の勃興と展開」
  大阪大学(院) 滝 理佳
  (司会) 上智大学 山田 幸三
 15:00~15:30 「コーポレート・スピンオフの連鎖による事業創造」
  大阪市立大学 吉村 典久
 15:35~16:05 「Do family firms learn more from other family firms than from
non-family firms? Adoption of the board reform」
    京都産業大学 沈 政郁
 第3会場(4階 405)
(司会) 青山学院大学 長谷川 信
 13:30~14:00 (この会場での自由論題の発表はありません)
  
 14:05~14:50 「わが国のチェック・トランケーション導入を巡る経営人類学的考察」
  大分大学 河野 憲嗣   
  (司会) 大阪市立大学 山田仁一郎
 15:00~15:30 「市場慣行をめぐる利害対立:流質品市場における「負かり」を中心に」
  武蔵大学 古瀬 公博
 15:35~16:05 「IPO pricing and firm location: Evidence from Japan」
    岐阜聖徳学園大学 高橋 陽二
総会 (3階 301) 16:30~17:30
報告事項    ① 編集委員会報告 ② 企画委員会報告 ③ 学会賞委員会報告 ④ 総務委員会報告
審議事項    ① 2017年度冬季部会研究会について ② 会則の改正案 ③ 2016年度決算案 ④ 2017年度予算案・事業計画案
 ⑤ 企業家ミュージアム連携事業「企業家に聞く」について ⑥ 役員選考委員会委員の選出について ⑦ その他
懇親会 (9階 交流サロン) 17:30~19:30

2017年7月16日(日)
自由論題報告
 第1会場(3階 301)
(司会) 大阪大学 廣田 誠
 9:40~10:25 「三井越後屋における「小判六十目之掛法」」
  大阪大学 鈴木 敦子 
 10:30~11:15 「日比谷平左衛門の企業家精神
  -日比谷商店旧蔵スクラップブックの分析を中心として-」
  慶應義塾大学 三科 仁伸
 11:20~12:05 「ナチス期ドイツ国鉄の運営における総裁ユリウス・ドルプミュラー」
    大阪大学 鴋澤 歩
 第2会場(3階 303)
(司会) 南山大学 沢井 実
 9:40~10:25 「企業家としての世阿弥-人材育成と事業継承」
  京都女子大学 西尾 久美子
 10:30~11:15 「近代的企業家の輩出プロセスと類型化
  :幕末・明治期の革新的企業家46人の分析」
  日清紡テキスタイル㈱ 山田 友理
  国際基督教大学 稲葉 祐之
 11:20~12:05 「日本商人不道徳論と高等商業学校における商業倫理教育」
    高崎経済大学 井上 真由美
 第3会場(3階 304)
(司会) 武蔵大学 高橋 徳行
 9:40~10:25 「ボーングローバル企業の成功要因-台湾の事例から-」
  専修大学 鹿住 倫世
 10:30~11:15 「国内中小製造業におけるグローバル・マインドセットと革新性、自律性」
  東京経済大学 山本 聡
 11:20~12:05 「ファミリービジネスの後継者による資源動員と資源依存
  :京都・近江屋ロープの事例研究」
    日本経済大学 落合 康裕
12:05~13:15 昼休み
共通論題 (10F 佐治敬三メモリアルホール) 13:15~16:45
  「マイノリティとしての企業家・再論
        ―ヨーロッパの経験を中心に―」
    ヨーロッパは周知のとおり、工業化とグローバリゼーションの故地であり、市民―ブルジョワジー、経済市民―を中心とするいわゆる「近代市民社会」を広範に成立させた。その重要な一構成員が、「企業家」であったことは言に俟たない。
 しかしヨーロッパでは北米社会とは異なり、「ビジネスがbusiness(=なすべきこと)」であるという理解は、必ずしも社会全体に共有され是認されたわけではない。反ビジネスの価値観は文化的に深く影響力をおよぼし、しばしば社会的に顕現化された(される)。いいかえれば、企業家はヨーロッパ社会の本来的な規範にてらしたとき、アウトサイダーでありマイノリティであった。
 このことは本来、企業家をかんがえる上で自明の出発点であったはずである。もしも今日しばしば唱えられるように「経済社会」 を真剣に問い直すのであれば、企業家を社会的マイノリティという観点からあらためて論じることには、なお現代的意義がみとめられるだろう。私たちが企業家を社会においていかに位置付けていくのかを考えるうえで、やや単純な企業家待望論や起業家英雄視を越えた視角も必要である。また、素朴なビジネス敵視を社会が乗り越えた経験を改めて知ることも有意義であろう。
 そうした関心から、今回はヨーロッパ経済史・経営史研究の視角から、ヨーロッパ社会からさまざまな意味でアウトサイダー的でありマイノリティであった企業家・企業家集団をとりあつかい、諸研究分野との対話をこころみたい。
 
 問題提起 「マージナルな存在としての企業家・再考
           -現代の問題への、西欧史からの教訓をもとめて」 
大阪大学   鴋澤 歩
 報告1 「18~19世紀ベルリンのユダヤ教徒の企業家活動:宗教的なマイノリティと世俗化」
明治学院大学  竹原 有吾
 報告2 「ハプスブルク帝国期ハンガリーにおけるマイノリティ企業家たち」 
大東文化大学   高田 茂臣
 報告3 「スイスにおけるカトリック系企業家, 1880-1914年」
大阪大学   ピエール=イブ・ドンゼ
 コメント1  「経営学研究の立場から」
近畿大学   芦塚 格
 コメント2  「女性史研究の立場から」
  同志社大学   山下 麻衣
 パネルディスカッション・質疑応答
 司会   阪南大学    今城 徹
*アフターセッション用に、別途会場をご用意いたしております。ご利用ください。
*7月15日の懇親会は、9階の交流サロンで開催いたします。
*7月16日共通論題報告の会場は、10階佐治敬三メモリアルホールです。


※発表者の順番・会場・スケジュール等は変更する可能性もありますので、予めご了承ください。